スタッフブログ

2025.03.28

判断のために。分からないことを見える化

売主様への提案材料を揃えました

週末に訪問する売主様への提案材料を揃えてました。物件は、相続で取得、建物未登記、(役所調査にて概要書を取得。昭和62年に建築確認を実施していることが分かりました。)また、最初に購入したときの契約書などは残っておらず、取得費が不明でした。

提案にあたり、必要な情報を整理しました。
1.相続空き家の3000万控除の適用条件
2.取得費の求め方
3.測量費費用
4.残置物撤去費用
5.諸経費を除いた想定手残り額
6.販売開始してからここまでの引き合い状況
7.各社買い取り査定額
8.物件調査の結果報告
9.売主様よりご提供頂きたい情報

国税庁電話相談センターに聞きました

1.と2.については、国税庁の電話相談センターに問い合わせました。まずは1.について。相続空き家の3000万控除には、築年要件がありました。昭和62年の建築確認だと適用外になりそうです。
初回訪問時には建物未登記で築年数が把握できていなかったため、これはきちんと売主様にお伝えせねば。

次に2.について。築年要件で3000万控除が使えないとすると、取得費がどのくらいかかるかで譲渡所得税が発生する重要なポイントです。
相談員さんによると、建物についてはほぼ減価償却しており、取得費には計上できないだろうとのこと。土地取得費については、公的な証明がなければ、来年確定申告まで時間があるので、手掛かりになる書類を探してみては、とのこと。
不明点をはっきりさせて、着実に前進していきます!

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