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一物四価とは言いますが
目が飛び出そうになりました
ある土地戸建の査定をしておりました。割と混み合った住宅街の一角にある物件でしたが、間口や前面の道路は問題なさそうでした。
一般的な査定ができそうだなと思い、路線価を調べて、流通価格に割り戻して査定額を算出。ふむふむと思いながら、次にレインズを見てみると、査定物件のすぐ近くで査定額の倍以上の金額の成約事例がありまして、目が飛び出そうになりました。
一物四価とは言いますが
理由を調べるため、他の物件の成約事例も調べても、でっこみひっこみの価格差がとても大きく規則性が見つけられませんでした。先輩に質問したところ、「最終的にその土地をどう使うかによって金額が変わる」とのこと。
不動産は一物四価といいますが、同じ土地なのに目的で金額が変わるとは素直に驚いてしまいました。
たとえば、上に建ってる建物をそのまま使うのか?とか、その土地に建物を立てて売るのであれば、新築価格でいくらで売れるかによって、土地の仕入れ値をいくらにするか?ということですね。
賃貸マンションがある場合も、その収益性(利回り)で金額を出しますものね。
うーん、どんどん応用できるようになりたいです!