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一人前になるってどんな状態?
一人前になるってどんな状態?
私のデスク背後で、別ユニットのおふたりが話していたので、こっそり聞き耳をたててしまいました。「一人前になるとは、どうなった状態なのか?」と。部下の方がいくつか挙げた答えの中で「案件の組み立てができる」と聞いて、それだ!と心の中で叫んでしまいました。
今日まさに、自分に思い当たることがあったのでした。
一括査定サイトからのお問い合わせで私が担当した案件。
規模の大きめな鉄骨造、ストリートビューで見ると隣の建物と接続してる‥?、昭和後半の築、大人気駅から徒歩5分、そして借地‥。
色んな可能性と、その結論がOKかNGかによる分岐が考えられます。どう組み立てて査定すべき?と、ちょっと路頭に迷ってしまいました。
少しの手がかりをもとに
先輩に相談してみると、私が見落としてた点と、仮にその情報が揃っても今たどり着けるゴールは限られてることが分かりました。つまり、机上査定をしてもお客さまにとって意味があるものにならなそうだったのです。わからない情報の一つは、お建物のコンディションでした。
思い切って、お客さまにご連絡して現地を拝見できないかお願いしてみました。すると「今は忙しいけど、年明けなら」と言って頂きました。お電話の中で、少し前にスケルトンリフォームもしていることも分かりました。ちょっとづつ視界が開けてきたような。
少しの手がかりでも、案件の方向性を見いだせるようになりたいものです。