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2025.02.15

お客様も不動産も十人十色

本日は、2回目のご自宅訪問だったのですが、前回の訪問では、一般の方向けに販売するには少し難しい不動産であることが分かりました。主な理由は、「漏水や床の歪み」「建築申請時の間取りと実際の間取りの相違」といった部分です。これらの問題があると、購入希望者は修繕費用を考慮するため、購入に慎重になります。また、間取りの相違によって住宅ローンの審査にも影響を与える可能性があり、結果として売却までに時間がかかってしまうことと、査定価格が低くなってしまうことが挙げられます。

また、お客様の物件は「半地下構造」になっているため、修繕して住むにはハードルが高い部分もあります。売主様としては、引き渡しからトラブルになるのは嫌だなとおっしゃられており、一般の方向けに売却を進めるよりも、不動産会社へ買い取っていただく方向が良いのではないかとの考えになりました。

不動産会社による買取という選択肢


一般向けの販売が難しい場合、不動産会社による買取という選択肢があります。買取方法には、「現況のまま売却する」か、「更地にして売却する」という2つのパターンがあります。

まず、「現況のまま売却」する場合、建物の状態が悪くても、不動産会社がそのまま買い取るため、修繕や解体の手間や費用がかかりません。短期間で現金化できるため、早く売却したい方に向いています。

次に、「更地にして売却」する方法です。ただし、今回は物件が半地下の構造であり、鉄筋コンクリート仕様のため、解体費用が高くなります。そのため、更地にする場合は、解体費用を考慮した上で、どちらの方が売主様にとって最適なのか判断する必要があります。

お客様のご事情によって、売却方法は異なるため、お客様の状況をヒアリングすることは、提案を行う上では重要だと改めて認識しました。

お客様も十人十色、不動産も十人十色、お客様に最適な提案を行なえるようにこれからも精進します!

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