
コラム
【売却が動かないあなたへ】第三者目線で振り返る「売却活動チェックシート」
「そろそろ動きが出てくるだろうと思っていたけど…」
「広告も出しているし、問い合わせもゼロじゃない。でも、売れる気配がない」
そうした売却の停滞状態は、少しずつ不安を大きくさせていきます。
ただ、不思議なことに客観的に見直すと、小さな原因が浮かび上がってくることも。
今回は、売却活動がうまくいっていない方に向けて、“第三者の視点”で自分の売却を見直すためのチェックシートをご紹介します。
たった数分で、改善のヒントが見えてくるかもしれません。
📋 売却活動 振り返りチェックリスト(15項目)
◆【価格編】
- ☐ 査定額に基づいて売出価格を決めたが、市場の動きと照らし合わせた見直しはしていない
- ☐ 値下げの検討はしているが、「タイミング」や「幅」が明確になっていない
- ☐ 競合物件との価格比較を最近行っていない
📝ここがポイント:
“売りたい価格”と“売れる価格”は違います。見直しの遅れが売れ残りの原因になることも。
◆【広告・情報発信編】
- ☐ 写真は撮影時期が古いままで、現況と差がある
- ☐ 室内の魅力や立地のポイントが、掲載文から伝わってこない
- ☐ 「見に行く理由」を広告文中でしっかり提示できていない
📝ここがポイント:
広告は「ただ出す」から「伝わる」にシフトさせましょう。
◆【営業担当の動き編】
- ☐ 問い合わせに対する返答が1日以上あいてしまうことがある
- ☐ 内見提案をこちらからしないと動いてくれない
- ☐ 状況報告が遅く、こちらから聞かないと連絡が来ない
📝ここがポイント:
営業担当との距離感が売却スピードに直結します。任せきりは危険です。
◆【物件の印象・準備編】
- ☐ 掃除や片づけが習慣化されておらず、突然の内見に対応できない
- ☐ 空室だが寒々しく、生活のイメージが湧きにくい状態
- ☐ 玄関・外観など「第一印象ゾーン」が弱い
📝ここがポイント:
買主は“暮らしの未来”を見に来ています。無機質では伝わりません。
◆【戦略の見直し編】
- ☐ 売却開始から1ヶ月以上、戦略の変更をしていない
- ☐ ターゲット(想定買主像)が曖昧なまま広告を出している
- ☐ 「もう少し待てば…」という感覚だけで判断している
📝ここがポイント:
売却は“静観”ではなく“調整型”のプロセスです。
🔎 結果の読み解き方
- ✅ チェック10項目以上:見直しの余地大。売却活動の再設計をおすすめします
- ✅ チェック6〜9項目:一部改善で成果が変わる可能性あり
- ✅ チェック5項目以下:流れはできています。“ひと押し”が成約の鍵です
「売れない」ではなく「届いていない」可能性も
不動産は“モノ”ではなく“暮らし”を売るものです。
そして、売却活動はオーナー・営業担当・広告というチーム戦。
どれか一つでも噛み合っていなければ、良い物件でもチャンスを逃すことがあります。
「自分では気づきにくい部分もあるかも…」
そう思ったら、第三者の視点を入れることが、次の一手になるかもしれません。
動かない今こそ、動かすチャンスです
Plus4では、現在他社で売却中の方でもご相談OKです。
売却活動の現状チェックや改善アドバイスなど、
「今すぐ切り替える気はないけれど話だけ聞いてみたい」という方も歓迎しております。
ぜひ、お気軽にご相談ください。