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住み替えの決断と、準備の大切さ
将来を考えた住み替えのご相談
本日、訪問査定に伺ったお客様は還暦を迎え、将来を考えたときに「3階建の家に住み続けるのは厳しいのではないか」という思いから、賃貸マンションへの住み替えを希望されていました。一方で奥様は、マンションを購入することを希望されていましたが、「今から何千万もの住宅ローンを組むのは現実的に難しい」という懸念もあり、ご夫婦で意見が分かれている状況でした。
このような住み替えのタイミングでは、ご家族の意見をすり合わせることがとても大切です。家を売ることは、単に物件を手放すことではなく、これからの生活をどうしていくかを決める重要な選択です。まずは、査定書を作成させていただき、手元に残る金額やスケジュール感を伝えた上で、ご家族でしっかり話し合っていただき、足並みを揃えることが必要だと感じました。
不動産の売却や住み替えには、感情的な部分も大きく影響します。だからこそ、焦らず、ご家族で納得のいく形を見つけていただくことが重要だと改めて実感しました。
擁壁物件への申し込み対応
また、本日は擁壁がある物件への購入申込をいただきました。擁壁のある土地は、通常の土地と比べて確認すべき事項が多く、買主様も「擁壁の強度や管理責任」「境界の明確さ」「越境物の有無」など、さまざまな点を気にされていました。
こういった物件は、しっかりと調査をしておかないと、買主様が不安を感じ、契約に至らないこともあります。しかし、今回は事前に役所調査を入念に行い、擁壁の安全性や境界の明確さについて必要な資料を揃えていました。そのため、買主様からの質問に対しても自信を持ってお答えでき、安心していただくことができました。
不動産の取引では、事前準備がどれだけ重要かを改めて感じた瞬間でした。「この物件を買っても大丈夫なのか?」というお客様の不安を、確かな情報で解消することが私たちの役割。今後も、しっかりと調査を行い、自信を持ってお伝えできるよう努めていきたいと思います。
今日は、ご家族の意見をすり合わせることの大切さと、しっかりとした事前準備の重要性を改めて実感した一日でした。不動産の売却も購入も、大きな決断だからこそ、納得のいく形で進めていただきたい。そのために、私自身もより丁寧なご提案と準備を心がけていきます!






