スタッフブログ

2024.10.04

完全な状態にしなくても良いのでしょうか?

契約書のドラフト確認中でした

購入申し込みを頂いた物件の、契約準備を進めておりました。客付け業者さんに当社で作成した契約書のドラフト(下書き)を送って、確認したら返事をもらって、という流れです。

契約書や重要事項説明書以外にも補完書類がいくつかあります。そのひとつで「物件状況確認書」というものがあります。例えば、これまでに雨漏りがあっか?白蟻被害があったか?など物件状況を記載します。
その中の1つに「越境有無」という項目があり、書き方に悩みました。

中古物件の取引きの考え方

今回の物件、植栽が伸びてまして、塀を少し超えていました。この程度でも越境というのか?これは是正すべきなのか?切っても引き渡しまでに枝が伸びたら?考え始めると止まりませんでした。
そんなことを店明け作業(皆でノボリを出したり看板を出したりします)のときにウダウダ言ってたところ、先輩がたがアドバイスくれました。

「今知っている状況をそのまま書く、是正しようとするとその仕上がりについてトラブルも発生し得るし、交渉が発生してからの話。現在の『ありのまま』を確認するのがこの書類の目的で、中古物件の売買です」と。
うむー、私は賃貸出身だからか、「新築、中古問わず、不具合は直して引き渡すべき」という考えが体に染み付いてしまってるんですね。これは要修正です。が、契約不適合責任も絡めるとますます混乱するのですよね‥。がんばります!

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